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「NPO法人みどりの風」の解散と新たな「みどりの風の会」の出発   代表 本田 徹


 本年、令和4年5月22日、呉羽山荘保養館にて開かれたNPO「みどりの風」の総会において、「みどりの風」を解散することが決議され、その活動の一部は新たに「みどりの風の会」(NPO法人ではない)として引き継がれることを決定しました。

その総会の場で私は、解散の理由を次の四項目をもって提示させてもらいました。それは、
1. 現在会の活動は、ほぼ講座中心で、それ以外の活動へと発展させることが困難な状態であること。
2. その講座もコロナの影響から、その開催、運営、参加者の確保が一層困難な状態が続いていること。
3. 会員数、講座参加人数の減少など、法人の活動資金を確保するのが困難な状態であること。
4. 会を運営する事務局の構成員の高齢化とそれに代わる人員の確保が困難となっていること。
でした。

 平成19年(2007年)に様々な方々の援助、協力で発足したみどりの風は、「(休息)、(食事)、(運動)、(知識)、(人との交わり)、(自然と接触)」を旗印に活動してきましたが、これまでの15年間、その活動はとても当初の目標を実践できたといえる状態ではありませんでした。確かに、その活動理念、「休・食・動・知・人・然」の重要性はますます再認識され、その意味は今日にあっても失っていませんが、以上のような事情のもと、一旦はNPOとしてはその活動を終え、様々な制約をなくし、より規模は小さくした上で、「みどりの風の会」として以上の「休・食・動・知・人・然」を追求した活動を続けようということになりました。
 まずはこれまでのように「講座」の開催を中心に行ってゆくつもりですが、そこに参集される方々と、その都度話し合い相談しながら、これまでにない自由な企画、アイデアを出しあって実践してゆきたいと思います。

 まずはとりあえず、「NPO法人みどりの風」から「みどりの風の会」へとその運営母体が変わったことを皆様にお知らせします。そして今後もまた私たちとともに、真の人間の健康とは何か、そこに大切なことは何か、それをどう実現してゆくのかなど、共に考え、思いを皆様と一緒にして実践してこうと思っています。これまで以上に力を合わせ、より良い会を作っていけたらと思っています。
                                                 令和4年 8月末日